ココナッツから出来る物
以前ココナッツの中身、ジュースと実を食べるお話をしましたが、他にココナッツって何に使われているのかしら?と思いませんか? ココナッツの分厚い皮をベリベリとはがしたあとは←こんな感じになったココナッツの表面を紙やすりでガリガリと滑らかにしていきます。 はじめはまわりに付いている繊維のようなものが取れて、すべすべになってきますが、ここで中断せずに更に目が細かい紙やすり又は、電動やすりで表面を綺麗にしていきます。 ある程度綺麗になったところで、今度は電動カッターで半分に切ります。 パカッと開けると中からココナッツジュースが出てきますので捨てます。 内側には白いココナッツの実が付いているのでそれをスプーンやナイフなどで綺麗に取ります。 ココナッツの実やジュースは新鮮であれば食べれるので、料理につかったり、そのまま食べても良いです。 中身を綺麗にくり抜いたら準備はオッケー。 木工用の艶出し剤やワックスをかけて表面を綺麗にします。...
カヒコフラ衣装
この動画を YouTube で視聴 メリーモナークや色々なショーなどで見かける伝統的なカヒコの衣装ですが、コットンやポリエステルの無い時代にフラを踊る際、ハワイアン達が身に付けていた生地Kapaカパ(又はTapaタパと呼ばれる)をご紹介します。 原料になっているのはWauke(ヴァウケ)と呼ばれるクワ科のカジノキというものです。 この木は昔ポリネシアの人々によって船で苗ごとハワイまで持ってこられたといわれています。 まずこの木の枝または幹の外側の茶色い部分を取り除き、内側の白い皮を使います。 木の棒で叩いて伸ばしていきます。 映像でも見られるように、面白いくらいきれいに皮が剥けていくんですね。 そして、しばらくコンコンと叩いていくわけです。 きっと昔の人はこうやってコンコンみんなでわいわいお話しながらとかやっていたんでしょうね♪ (1分55秒あたり)そして、叩き終わった後の木の皮ですが、見てください!!もう布にしか見えないですよね! カパの塗料と模様...
クイーンエマ・夏の宮殿
フラを踊るにあたって、大事なことはやはり、まず曲の意味・内容を理解することですよね。 どんな曲にも作者の思いや、歌詞に隠された意味などいろいろあります。 わたしはいままで新しい曲を習うと、曲のハワイ語と英語の意味を辞書で調べて、自分なりに理解しているつもりでした。 しかし、メリーモナークなどに出場させてもらう機会があり、フラシスターたちと曲について話し合うなかで、自分がいかにまだまだだということに気付きました。 表面的なことばの意味だけ理解していても深いところまでわかっていないので、踊りの表現がまだまだ、ぜんぜんダメだったんです。。。どんな表情をすればいいのか、どんな気持ちで踊ればいいのか悩みました。 そして、気付いたことは、曲の“訳”を理解するだけでなく、歴史やその時代のことを学ぶことも大事だということです。 少しづつですが、本を読んでみたり、曲の縁の地に行ってみたり、オンラインで写真や動画を見てみたりして勉強しています。 そんななか、今回新しく習ったカヒコのメレは...